―やさしく分かるブログ記事―
日本では高齢化が進み、乳がんの発症年齢も幅広くなっています。
「シニアになったら乳がん検診は必要?」「高齢で見つかった場合の治療はどうするの?」
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、シニア世代に向けて 乳がん検診のポイント と 見つかった後の治療の流れ を分かりやすくまとめました。
■ なぜシニアにも乳がん検診が必要なの?
乳がんは40〜60代に多いと言われますが、 70代・80代でも発症は珍しくありません。
加齢とともに細胞の変化が起こりやすくなるため、シニア世代でもリスクは十分にあります。
特に以下のような方は注意が必要です。
- 家族に乳がん経験者がいる
- 初産が遅かった、または出産経験がない
- 閉経後の体重増加
- ホルモン補充療法を受けている
定期的に検診を受けることで、 早期発見・早期治療につながり、負担の少ない治療 を選択しやすくなります。
■ シニアの乳がん検診の内容
基本的には若い世代と同じ方法 ですが、体への負担を考慮して医師が判断することもあります。
◎ マンモグラフィ(乳房X線検査)
最も一般的で、しこりが触れない段階でも早期がんを見つけられます。
シニアでも受けられますが、乳房の状態によって痛みが出る場合は担当者が調整してくれます。
◎ 超音波検査(エコー)
放射線を使用しないため、身体への負担が軽いのが特徴。
高齢で皮膚が薄い方や痛みが気になる方にも向いています。
◎ 視触診
医師が乳房の状態を目と手で確認します。
マンモグラフィと組み合わせて受けるとより安心です。
■ もし乳がんが見つかったら?
シニアの場合、治療は 「がんの進行度」と「体力・持病」 を総合的に見て決定されます。
無理のない範囲で、生活の質を保ちながら治療することが大切です。
◎ ① 手術
初期がんで体力が十分な場合、手術が選ばれることがあります。
- 乳房部分切除
- 乳房全摘
麻酔や術後の回復力が心配な場合は、医師と相談しながら方針を決めます。
◎ ② 放射線治療
手術後の再発予防として行われることが多い治療法。
比較的身体への負担が少なく、シニアでも受けやすいです。
◎ ③ ホルモン療法
エストロゲンの作用を抑える薬を使う治療。
シニアの乳がんはホルモン受容体陽性の割合が高く、薬で進行を抑えられるケースが多い のが特徴です。
◎ ④ 抗がん剤治療
体力や持病を考慮し、シニアでは慎重に判断されます。
副作用の程度や生活の質を医師と相談して決めるのが一般的です。
■ シニアだからこその治療方針
シニア治療の大きな特徴は
「がんの治療」だけでなく「日常生活の快適さ」も重視されること です。
- 日常生活はどれくらい自立しているか
- 持病(糖尿病・心臓病など)の状態
- 本人の希望(手術を避けたい、痛みが少ない治療を選びたい など)
これらすべてを踏まえて、負担の少ない治療が選ばれていきます。
■ まとめ
シニアの乳がん検診は、 「年齢よりも健康状態に合わせて継続する」 ことが重要です。
そして、もし乳がんが見つかった場合でも、現在は 身体への負担を抑えた治療法が多数 あります。
無理なく、安心して暮らせる未来のために、ぜひ一度ご自身の検診や健康状態を見直してみてくださいね。


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